見た事のある記事が連続更新されいます。
そればかりではつまらないので、
キヤノンEOS5Dシリーズスペシャルセミナーに参加した報告をしたいと思います。
セミナーは、博多座に近い
キヤノンマーケティングジャパン株式会社福岡支店で行われました。
先着順、しかも入れ替え制とのことだったので
入れないことも考えて午前1回目の30分前に到着しました。
その時点で席の半分50人位は埋まっていました。
セミナー開始時には、約100人程度がほぼ満席になりました。
GOTO AKIさんのお話から始まります。
平たく言えば風景写真家。
地球規模の時間の流れをテーマに火山を中心にした作品を撮っている方です。
どんなことを考えて臨み、目の前の事象にどう対応し、どう表現するか。
そこでカメラをどう操作するか。といった具体的な話を伺う事ができました。
・光のコントロールは大事。
カメラの向きを変える、立ち位置を変えれば逆光が側面光になり順光になる。撮影ジャンルに関係なく重要。
・グラフィック的要素、デザイン的要素、色や形
・標準レンズを付けた状態でキョロキョロしながら被写体を探す。
見つけたらだんだん近づく(レンズを変えて)迫る。気持ちを高める。
・帰宅後PCで微調整できるが、なるべく現場で設定調整する。
【5Dmark4の話】
・暗い場所でのAF速度が早くなった。喰い付きも良い。
・メーカーが常用感度ISO32000と言っている。プロが言う常用とは、印刷や広告、作品として耐えられるということ。暗部ノイズが減り、ディティールや表情が残る。暗部が粘る感じ。
・Wi-FiとスマホアプリCamera Connectでカメラを操作できる。ピントや露出、シャッター切ることもできる。便利。
一度入れ替えて午前中2回目。
次は前川貴行さんです。
平たく言えば野生動物写真家。
日本・北米・アフリカ等全世界をフィールドに作品を撮っている方です。
【5Dmark4の話】
・ホワイトバランスに雰囲気重視が追加された。暖かみやふんわり感のある設定。
・高感度耐性が良いのと暗くてもAFが効くことはセットである必要がある。どちらか片方だけでは使えない。5D mark4の1-2を争う長所である。
・背面モニタが見やすくなった。
・ラティチュードが広い。階調の幅が広い。
・トータルバランスに優れている。5Dsは使いこなしが難しい。
印象的な所を箇条書きにしました。
使っている機材が違ったり、撮影ジャンルが違うために
そのまま模倣するのは難しい部分もありましたが、
自分なりに消化して取り込んでいけたらいいなと思いました。
チャンスをモノにするために柔軟な考えや即応できる態勢づくりは
お二人に共通する所だったと思います。
例えば天気がイマイチだからといって撮影を諦めるのではなく、
違うアプローチで撮れないかとか、手持ちでどんどん撮っていくとか。
新型EOS 5D mark4については、
お二人ともAF性能と高感度耐性の向上は評価していました。
DPRAWはデータが重くなるし、
何の機能でもここぞと言う時にONにすればいいのではないかとも仰っていました。
実機も展示してあり、EF28-70mm F4L IS USM やEF24-105mm F4L IS Ⅱ USM、EF16-35mm F2.8L Ⅲ USMを装着して触ってきました。
個人的な感想では、
・5Dmark3より軽いのが体感できる。
・インテリジェントビューファインダーは、目をファインダーから離さなくて良いから便利。
・測距点が多くて選ぶのが大変。測距エリア選択ボタンは便利。
・24-105LⅡはとても普通。自然。普通に感じることが凄いことな気がする。
・24-70F4も普通。簡易マクロは面白い。
・EF28-70mm F2.8L USMは重い。24-70F2.8LⅡの方が85g軽い。
・24-105LⅡを買うより24-105非Lを買って、単レンズを買い足した方が楽しいかも。
・100-400LⅡをテツで使う為には、F5.6で撮影することになるため高感度耐性が絶対必要。
・5Dmark4は、どんな人が使っても良い結果が出せるバランスの撮れた良いカメラ。
長々と書きましたが、
まんまとキヤノンの戦略に乗せられてしまい、
5Dmark4が欲しくなってしまいましたw
0 件のコメント:
コメントを投稿