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2024年9月22日日曜日

Nikon スライドコピーアダプター ES-2を使って、キヤノン機でデジタルデュープする

ニコンからスライドコピーアダプターというデュープするのに便利な道具が出ています。
スライドマウントを撮るES-1とフィルムストリップES-2があります。ニコン製品なのでニコンのカメラ・レンズで使うようにはできているのですが、電子部品のある機械ではないので工夫すればカメラ側はどこの製品でも使えます。ネット上に紹介したものが少ないので、記録しておこうと思います。

【必ず必要なもの】
①カメラ
②マクロレンズ
③ES-1かES-2の好きな方
④均一な光源

【レンズによって変わってくるもの】
⑤ステップアップ、ダウンリング
⑥エクステンションチューブ

【あると作業効率が上がるもの】説明はまた別途。今回は触れません。
⑦パソコン
⑧Wi-Fi
 (カメラが対応していなければ、パソコンと接続できるUSBケーブル)


【今回の環境】
①キヤノン EOS5D markⅣ、EOS R6markⅡ
②シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG
 この組み合わせで、最大撮影倍率1:1、最短撮影距離18.8cmです。
 撮影するフィルム面をセンサーから、18.8cmにすれば理論上1:1で完璧なコピーができるはずです。
③ES-2
    ストリップで保管しているフィルムが多いので、ES-2にしました。
④パソコン
    ライトボックスも持っているのですが、20年前の製品で明るさが落ち着くまで多少時間がかかるのと使う道具を減らして気軽に作業したかったので、パソコンモニタで代用しました。面倒臭くなければスマホやタブレットでもいいと思います。
⑤55mm→62mmステップダウンリング
    これで1:1.2程度で撮影できます。1:1.1や1:1.05程度で撮影できたらセンサーサイズを活かせて精神衛生上もいいと思うのですが、ES-2側に記載がありません。52mmくらいっぽいので、55mm→52mmステップアップリングでもいけるかも?

2024.11.1追記
55mm→52mmステップアップリングで行けました。約1:1.1になります。この程度の余裕があると目視で水平取った程度でも修正の余裕があります。落とし所だと思います。

⑥レンズ単体で1:1で寄れるので、使用しませんでした。
⑦いつも使っているパソコン
⑧部屋のWi-Fi




少しづつ記事は書き足していきます。

 
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2023年10月2日月曜日

マーキンスのLプレートMarkins PC-R5とLP-R5、LV-180の購入レビュー

1.はじめに

韓国に本社を置くマーキンスのアルカスイス互換Lプレートを購入しました。
メーカー発表の説明はどこの販売サイトにもあるのですが、ユーザーの投稿があまり見つかりません。カメラを購入しプレートも刷新する必要があったので、どんなものだったのか記録に残しておこうと思います。カメラはCanon EOS R6 markⅡですが、機種は違ってもプレートのメーカー毎の設計思想や工作精度、剛性、使い勝手などは同じようになると思われるので、参考になるのではないかと思います。


2.購入検討

購入にあたっての条件
a.アルカスイス互換のLプレートであること
 雲台がKirkクランプで統一されているので、アルカスイス互換プレート必須です。
b.使用にあたりストレスが少ないこと
 重いとか、角が痛いとか、剛性不足でブレるとか使うたびに嫌な思いはしたくない。
C.入手が容易であること
 なるべく国内で。価格は、条件bとのバランスになります。

比較検討したのは、KIRK BL-R5RRS PlatesLeofoto LPC-R5Markins PC-R5+LV-180MarkinsPC-R5+LC-R5の5種類になります。

カークのLプレートはEOS5D markⅣで使用実績があり、使用感に不満はありません。軽量で剛性もあり、角のR処理も手に触っても痛くありません。側面ケーブル使用時の逃げも問題ないでしょう。国内ではスタジオJINが輸入代理店をやっていますが、円安の影響か28710円もします。今日現在在庫がないので1ヶ月程待つか、海外通販サイトから並行輸入するかです。アメリカのB&Hからだと配送に2−3週間程度かかりますが、送料を含めても2-3000円程度安くなりそうです。

Really Right StuffのLプレートはEOS7Dで使用実績があり、使用感に不満はありません。112gと軽量で剛性もあり、角のRも手に触っても痛くありません。側面ケーブル使用時の逃げも問題ないでしょう。国内では銀一が輸入代理店をやっていますが、国内通販サイトが見つかりませんでした。メーカー直販で輸入するしかないようです。185ドルなので27635円($1=149円)です。本体価格が一番高価です。

中国メーカーですが積極的な製品展開をしており、安かろう悪かろうではないモノづくりをしていると思います。機種専用形状で8650円なのはとても安価ですが156gもあり、Kirkの約2倍重いです。明らかに素材が違うと思われます。今回はこの重さがネックになり選びませんでした。

韓国メーカーですが、安かろう悪かろうではないモノづくりをしていると思います。ベースプレートは機種専用形状なのですが、汎用品サイドプレートとねじ止めで繋げる仕掛けになっています。素材はKirkと同じものを使っており、LV-180はバリアングル液晶の逃しがなく剛性追求仕様、LC-R5はバリアングル液晶が制限なく自由に動かせる仕様です。ただしLC-R5はカメラの固定方向が90°回転(横を向いてしまう)してしまうので、縦横同光軸での厳密な撮影には不向きです。

3.購入

個人的には安心と信頼のKirk製品が好みですが、カメラに大枚叩いた後なのでできれば安く抑えたい。究極完璧な製品でなくても僕の使用範囲で気にならない程度の完成度であればと考えて、Kirkと高価なRRSを外しました。またLeofotoは重量が重過ぎます。剛性の出にくい素材を肉抜きを抑えてカバーしているのかも? 残るはマーキンスです。自由雲台を触ったことがありますが、モノは良かった覚えがあります。Kirkと1万円しか違わなくなりますが国内量販店に在庫があり即納なので、買ってみることにしました。

4.装着してみてわかったこと

PC-R5
PC-R5は、EOS R5/R6/R6markⅡ専用品です。回り留めがついていて、ボディ底面の穴と嵌合することでプレートの回転を防いでくれています。ネジ穴が横に長くネジ位置をずらすことで、縦位置サイドプレートを付けたままカメラ側面へのアクセスをしやすくしています。しかしそうやって使うと支点(クランプ)から力点(カメラ)が離れるので、作用点(カメラ)への影響が大きい気がします。







LV-180
機種専用でなく汎用です。バリアングルモニタは開くことはできますが、上下へ回転させることができません。EOS5D markⅣであれば気にならなかったですが、せっかくバリアングル液晶の機種を使っているのに勿体無い気がします。いちいち外すのも面倒です。それから幅が狭いために端子類へのアクセスがしづらいです。左右へ調整することができますが、左右両方の端子へ同時アクセスは無理なんじゃないかと思います。レリーズケーブルを挿すとケーブルの頭がクランプからはみ出る為、その部分はクランプできません。クランプ中央からずらして止めることになります。RF24-105mmF4LISUSMの105mm端で20秒間露光してみましたが、風がない静かな場所なら止まりました。中央で噛ませられないのは気持ちが悪いですが、一応使えると判断します。KirkとRRSのプレート画像をよく観察すると、この部分には厚みがあります。これらのLプレートなら逃げられるのかも知れません。



















LC-R5
機種専用でなく汎用です。バリアングルモニタが自由に使えるようになることが、一番の特徴です。カメラの端子類へのアクセスは問題ありません。構造上カメラの向きが横構図から90°横を向くので、縦横構図チェンジの手順は自身として確立しておかないといけないと思いました。プレートの穴に指を入れてレンズ交換ボタンを押します。レンズとプレートの間からでは、指が入りません。
R5を使っている方に聞いた話ですが、R5はレリーズケーブルが干渉して使えないとのこと。R5はボディ前面にジャックがあり、純正レリーズはケーブルが横に逃げるようになっている為です。また剛性は劣る感じがするとのこと。これは程度と許容量が個人によって異なるので、なんとも言えません。クランプとカメラ重心が離れるので、他の製品より剛性面で不利なのは事実でしょう。












5.感想

あちらが立てばこちらが立たず。使ってみないとわからない所もありました。バリアングルを使わないのであれば、LV-180は使えるかなと思います。LC-R5は縦横構図で雲台(クランプ)を90°回転させる使い方に慣れるかどうかでしょう。参考になれば幸いです。ぜひ愛用している方のコメントをお待ちしています。





2017年11月2日木曜日

EOS5D markⅣを導入

いつもblogを見に来て下さる方はお気付きになったかもしれませんが、9月上旬にEOS5D markⅣを手に入れました。EOS7Dを気に入って7年使ってきましたが、カメラに慣れてきた近年になって、解像感、描写の硬さ、高感度描写を改善したいと思うようになりました。


操作部はEOS7Dとあまり変わらないので問題ないのですが、設定項目が大幅に増えたことに戸惑っています。早く慣れてどんどん撮っていきたいです。


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